2013年11月04日

2013年11月3日日本国憲法公布67周年ヒロシマ市民共同アピール

戦争は秘密から始まる。憲法9条を活かし、秘密法に反対する行動を広げましょう!

 安倍政権は、憲法9条が禁止している「集団的自衛権」の行使を可能にするための解釈改憲を進めると共に、今国会で国民の基本的人権を侵害する「特定秘密の保護に関する法律案」を成立させようとしています。

 この「秘密」法案は、政府が自分たちに不都合な情報を「特定秘密」と指定することで、主権者である国民の目から覆い隠すことができます。最高で懲役10年、罰金1000万円という厳罰がセットになっており、国民や報道機関は、何が「特定秘密」なのか分からないまま、その情報にふれるだけで処罰される可能性がありますから、情報公開を求める活動や、報道機関の正当な取材なども過度に萎縮するおそれがあります。実際には、米軍基地や自衛隊、TPP、核廃絶、原発問題などが「特定秘密」に指定されますから、その問題を扱うことがタブーとされ、国民の生命等に関わる情報を社会に知らせようとする市民運動も弾圧されるでしょう。
 現に、原発震災に苦しむ被災地の福島県議会は、去る10月9日、この「秘密」法案について慎重な対応を国に求める意見書を可決しました。意見書では、原発の安全性や住民の安全に関する情報が「特定秘密」に指定される可能性について危惧を表明し、「重要なのは徹底した情報公開の推進であり、刑罰による秘密保護と情報統制ではないこと」、「国民の知る権利を支える内部告発や取材活動を委縮させる可能性があること」、「情報隠蔽を助長し、ファシズムにつながるおそれがある」と指摘しています。
 
 憲法9条は、国内外に多大な惨禍を招いたアジア太平洋戦争を反省し、二度と政府による戦争をしない決意を踏まえて、戦争の放棄を誓ったものです。戦争が「秘密」から始まることは、戦前の「軍事機密保護法」や「治安維持法」を思い起こせば明らかです。
もし、この「秘密」法案を通すことになれば、私たちの生存権や思想・信条・表現・教育の自由など基本的人権のすべてを侵害することになります。そして、この「秘密」法案は、「集団的自衛権」の行使を認めることや国家安全保障会議(日本版NSC)の設置と一体となって、アメリカと一緒になって「戦争する国・できる国」に日本を変えることにつながっています。

今、私たちがしなければならないのは、国家の秘密のために国民の権利を奪うことではありません。憲法9条を活かし、世界から戦争や飢餓、貧困、不平等をなくし、世界中のすべての人の基本的人権が保障される社会をめざすことです。
創意工夫をこらして、直面する「秘密」法案反対の声をひろげて廃案に追い込むまで奮闘するとともに、憲法9条の明文改憲はもちろん、解釈改憲にはっきりとノーの声を挙げていきましょう。

2013年11月3日

賛同者

青木克明(広島市・医師)
秋保和徳(九条の会・はつかいち)
朝倉邦夫(呉9条の会連絡センタ−・代表)
ア−サ−・ビナ−ド(詩人)
石川幸枝(なかよし保育園九条の会)
石口俊一(広島県9条の会ネットワ−ク・事務局長)
岩崎智寧(安芸門徒九条の会・呉支部)
上羽場隆弘(九条の会・三原)
太田武男(広島マスコミ九条の会・事務局)
岡本三夫(第九条の会ヒロシマ)
岡本珠代(第九条の会ヒロシマ)
小武正教(念仏者九条の会・事務局)
金子哲夫(元衆議院議員)
吉川徹忍(広島宗教者平和協議会・事務局)
木村雅子(九条の会・牛田 世話人)
久野成章(第九条の会ヒロシマ)
後藤正史(カトリック正義と平和広島協議会)
榊 敏正(中広中学校区九条の会・世話人)
佐々木孝(第九条の会ヒロシマ)
皿海達哉(子どもの本九条の会広島・代表)
澤野重男(九条の会・牛田 事務局長)
澤野道子(九条の会・牛田 事務局)
紫垣敏捷(日本コリア協會・廣島 會長)
信楽峻麿(広島宗教者平和協議会・代表)
実国義範(平和を考える会・三次)
島村眞知子(第九条の会ヒロシマ)
川后和幸(広島県労連・議長)
高木恭代(九条の会・はつかいち 世話人代表)
高橋信雄(へさか九条の会・世話人)
田村栄子(九条の会・牛田 共同代表)
田村和之(広島憲法会議・代表)
築田哲雄(広島宗教者平和協議会・副代表)
塚本勝彦(九条の会・広島県北)
土井桂子(日本軍「慰安婦」問題解決・ひろしまネットワーク)
徳岡真紀(子どもを放射能から守りたい保護者の会みよし)
利元克巳(ヒロシマ革新懇)
西浦紘子(日本基督教団廿日市教会信徒)
新田秀樹(オスプレイの配備と米軍機低空飛行を許さない市民ネットワ−ク・事務局長)
西岡由紀夫(ピ−スリンク広島・呉・岩国 世話人)
濱口逸記(己斐九条の会・事務局)
林 辰也(広島YMCA・名誉主事)
廣島敦隆(九条の会・牛田 共同代表)
藤井純子(第九条の会ヒロシマ)
藤本英夫(医師)
藤本純子(九条の会・はつかいち)
三浦精子(子どもの本九条の会広島・事務局長)
宗藤尚三(日本宗教者平和協議会・常任理事)
村田民雄(九条の会・福山 事務局)
村上雅春(九条の会・牛田 世話人)
盛谷祐三(第九条の会ヒロシマ)
吉田哲夫(佐伯区九条の会・世話人)
山岡靖子(井口学区九条の会・世話人代表)
山田禮正(平和を考える会・三次)
横原由紀夫(東北アジア情報センタ−・運営委員)
吉富啓一郎(九条の会・牛田 共同代表)

第九条の会ヒロシマ
九条の会・広島県北
九条の会・三原
栗原草の根九条の会
広島宗教者平和協議会
ひろしま医療人・九条の会
広島マスコミ九条の会

2013憲法のつどい ひろしま 参加者一同
posted by 9ちゃん at 19:51| Comment(0) | 秘密保護法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

やさしく穏やかな語り口 改憲に対する熱い怒り  憲法のつどい ひろしま2013に220人

DSC_0977.JPG

 11月2日、広島市中区の平和資料館・メモリアルホールで「憲法のつどい ひろしま2013」が開かれ220人が参加しました。学習院大学法学部教授の青井未帆さんが「憲法はなんのためにあるのか」と題して講演。特定秘密保護法案のもつ問題点、「積極的平和主義」の欺瞞性、憲法9条が権力による人権侵害の防波堤になってきたことなどについてお話しいただきました。

 感想文を紹介します。

憲法のつどい2013ひろしま
 青井未帆講演会アンケート 2013年11月2日

 アンケートは24通
 男女別=男性11,女性12、
 年代別=30代1、40代〇、50代4,60代10,70代以上6,無記入2
 感想=大変良かった16,良かった5、無記入2
 動機=9条の会の案内14,チラシ9,知人からの案内1,無回答2

○男 50代 良かった、チラシ
 司会者は良かったがもう少し声、を上げて欲しい(ボリュウムを大きめに)。でも良かったです。おつかれさま。講師の紹介は代表者がして欲しい。もっと広い会場で、沢山の人に聞いて欲しい内容であった。青井先生の穏やかな語り口がいいね。沢山の配られたモノを「紹介」してほしい。配りっぱなしではわからないのです。

○男 60代 大変良かった・9条の会の案内
 「静かに密かに」「美しい国」をつくろうとしているかを法的に明快に説く明かしていただき、私個人ももっと勉強して広げていきたいと思った。

○女 50代 大変良かった、チラシ、9条の会の案内
とても女性の方、りんとして素晴らしい方だと思いました。日本語の丁寧な方だと思いました。憲法は大切なこと、今の大変な現状が分かってきた。ありがとうございました。

○女 70代以上 大変良かった、チラシ
 学者の方のお話で難しかっただけ、やはり来て良かったと思います。もう年で頭が働きませんが、それでもとても勉強になりました。

○男 60代 大変良かった、9条の会の案内
 やさしくお話しいただき、理解できました。

○女 年齢?
 秘密保全法は人権を犯すひどい法案で、その他もろもろ上げている政策も、国民を不幸にするものばかりで、もはやこの政権下で生活はできない!早く国民が幸福になるよう国民のためを思う政権に変わって欲しい。米が国内で反対され、金もなく、国外でも反対されるので、日本に戦争をさせようとしている!!近代社会になっているのに、政治は逆行した(戦前)動きだ。数が多い(自民党)のが正しいとは限らない。正しくないのが大問題だ。多数だからと言って、この国を牛耳っているのが、正しいことをやっていない政党だからいろいろ問題が生じている、というのが、現在日本の現状だ。

○女 60代 大変良かった、9条の会の案内
 やわらかく話が理解できた。

○男 60代 大変良かった、9条の会の案内
 素晴らしい講演だった。青井さんの明晰かつガッツにあふれたお話に感銘を受けた。若者にも聞かせたいな。

○女 70代以上 9条の会(子どもの本)の案内
 安倍政権のもとで憲法改正に向けて、どんどん秘密保護法他いろいろな事が変えられつつある。その動きにあると言うことがよく分かりました。日本の平和、人類の平和のため、声を上げて行きたいと思いました。

○女 70代以上 大変良かった、9条の会の案内
 特別秘密保護法案のもっている意味がよく分かった。戦前の治安維持法を上回る悪法であり、日本国憲法にふさわしくない法案であると思う。歯切れの良いわかりやすいお話でした。

○女 30代 良かった、チラシ
 とても勉強になりました。すごくいろんな知ってらして、専門家とはすごいなと思いました。現状も私たちの運動の成果と自民党などの勢力の両方の力がぶっつかりあうところでできていること、決して負けているわけではないことを革新できたのが良かったです。もちろん厳しい状況なんですが、諦めずに学び、主張を広げていくことを頑張ろうと思いました。

○女 60代  大変良かった、チラシ、9条の会の案内
 本当に参加して良かった。話の内容が良くわかりました。漠然と憲法は大切と思っていましたが、今の日本の状況の危険さが良くわかりました。麻生副総理のように今、日本で「ナチスのやった静かにワイマール憲法をなくしていけばいい」という事がされているのですね。自民党議員が全てこの状態で良いと思っている人ばかりではないと思います。国家議員の人たちにFAXで反対するよう書いて送ろうと思います。

○男 70代以上 良かった、9条の会の案内
 今日の憲法を取り巻く情勢が深刻な状況にあることが良くわかりました。先生の講演は大変論理的で分かりやすい話でした。9条の存在が自衛隊法制定に影響を及ぼしたことを知り、9条の価値がさらに発揮できる証左であろう。

○男 70代以上 大変良かった、チラシ
 青井先生の話は大変ロジカルで明晰、判りやすかった。

○女 70代以上、大変良かった、チラシ
 非常に分かりやすい話で良かった。このような学習会が再々開催されることを希望。

○男 50代 良かった、9条の会の案内

○女 60代 大変良かった、9条の会の案内
 特定秘密法案も人々がまだまだ理解が進んでいない中、急速に憲法を作りかえる法制定の動きが進んでいることに怖さと怒りを覚えます。何とかこの動きを止める活動を作り上げていかなくてはならないと思います。

○男 60代 大変良かった、チラシ
 70年近く築いてきた日本の文化、崇高な理想の憲法をなくしてはならない。孫の孫の世代まで安心して暮らせる日本にしたい。

○女 年代不明 大変良かった
 国家とは観念であると断言されるが、その成り立ちの具体的な説明が聞きたかった。いわゆる「ナショナリズム」との関連についても。海外生活者にとって日本人は日本という国家に守られるという国対国の向き合い方を憲法学者の視点から考えを聞きたい。

○男 60代 大変良かった、知人の誘い
 判りやすく、現在の危機的状況の体系的な理解が出来た。

○女 60代 良かった、9条の会の案内
 日頃知らないことが多く聞けて良かった。憲法9条の大切さを改めて感じさせられた。

○男 50代 大変良かった、9条の会の案内

○女 60代 大変良かった、9条の会案内
 とてもよかった。一体なぜ、内閣・自民党は戦前に戻りたいのか知りたかった。

○男 60代 良かった、チラシ、9条の会の案内



 
 
posted by 9ちゃん at 18:05| Comment(0) | 憲法のつどい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月09日

九条の会アピール 〜 集団的自衛権行使による「戦争する国」づくりに反対する国民の声を

九条の会は5名の呼びかけ人による討議を経て、10月7日午後、東京で記者会見を行い、アピールを発表しました。
***********************************

日本国憲法はいま、大きな試練の時を迎えています。安倍首相は、「憲法改正は私の歴史的使命」と憲法の明文を変えることに強い執念をもやす一方で、歴代内閣のもとでは「許されない」とされてきた集団的自衛権行使に関する憲法解釈を転換し、「戦争する国」をめざして暴走を開始しているからです。

 日本が武力攻撃を受けていなくともアメリカといっしょに海外で戦争するという集団的自衛権の行使が、「必要最小限度の範囲」という政府の従来の「自衛権」解釈から大きく逸脱することは明白です。それどころか、日本やアメリカの「防衛」ではなく、日米同盟を「世界全体の安定と繁栄のための『公共財』」(防衛省「防衛力の在り方検討に関する中間報告」)とみなし、世界中のあらゆる地域・国への武力介入をめざす体制づくりです。

 この企ては、本来なら衆参両院の3分の2以上と国民投票における過半数の賛成という憲法「改正」の手続きを経なければ許されない内容を、閣議決定だけで実現してしまうものです。そのため、長年にわたり集団的自衛権行使を違憲とする政府の憲法解釈を支えてきた内閣法制局長官の入れ替えまでおこないました。麻生副総理が学ぶべきと称賛したナチスがワイマール憲法を停止した手口そのものです。これは立憲主義を根本からつき崩すものであり、とうてい容認することはできません。

それだけではありません。安倍内閣は、自衛隊を戦争する軍隊にするために、海外での武力行使に関する制約をすべて取り払い、「防衛計画の大綱」の再改定により、「海兵隊的機能」や「敵基地攻撃能力」など攻撃的性格をいちだんと強めようとしています。

 「戦争する国」づくりにも足を踏み入れようとしています。すでに安倍内閣は、防衛、外交に関する情報を国民から覆い隠し首相に強大な権限を集中する「特定秘密保護法案」や日本版NSC(国家安全保障会議)設置関連法案などを臨時国会に提出しようとしています。自民党が作成した「国家安全保障基本法案」では、「教育、科学技術、運輸、通信その他内政の各分野」でこれらの「安全保障」政策を優先させ、軍需産業の「保持・育成」をはかるとしているばかりでなく、こうした政策への協力を「国民の責務」と規定しています。これを許せば、憲法の条文には手をふれないまま自民党が昨年四月に発表した「日本国憲法改正草案」における第九条改憲の内容をほとんど実現してしまいます。

 さらには福島原発事故の無責任と棄民、原発技術輸出の問題、その他問題山積の現状があります。
戦前、日本国民はすべての抵抗手段を奪われ、ズルズルと侵略戦争の泥沼に巻き込まれていった苦い経験をもっています。しかし、いま日本国民は国政の最高決定権をもつ主権者であり、さらに侵略戦争の教訓を活かした世界にも誇るべき九条を含む日本国憲法をもっています。いまこそ日本国憲法を守るという一点で手をつなぎ、歴史の教訓に背を向ける安倍内閣を草の根からの世論で包囲し、この暴走を阻むための行動にたちあがりましょう。

  2013年10月7日              九条の会






posted by 9ちゃん at 21:37| Comment(0) | 全国の動き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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